事業者は、「就業制限業務又は特別教育を必要とする危険有害業務に準ずる危険有害業務に初めて従事する者に対する特別教育に準じた教育」の一つとして、刈払機取扱作業者に対して、その安全衛生に関しての必要な知識を付与するため安全衛生教育を実施するよう指針が定められています。
という事で、ひゃくねん森プロジェクトでは、まだ安全衛生教育の修了証を持ってない活動メンバーに、講習会をお勧めしています。今回も、新庄市になる山形県立農林大学校で開催された、森林経営者育成講座(刈払機コース)に3名で参加しました。講師は、東根市森林組合の清野先生。
全員、無事に終了証を頂いてきました。
草刈りは、スピードや技術を競うのではない、まず安全が第一なんだ、という事を再認識させられました。確かに、現場では限られた時間、限られた人数、限られた予算、限られ…なんで、その辺は、ジレンマですが。「暑い中で早く終わらせたい。」とかもリスク要因です。
チェンソー、刈払機は、山林整備に欠かせない道具。ちょっと話は逸れますが、NPO法人ひゃくねん森プロジェクトで、特にスタッフのために、保険加入を進めるうえでも、これが障害になりました。仮に、報酬を貰わないボランティア保険と言えど、チェンソーと刈払機を使う場合は、加入対象になりません、と最初に明記されています。それだけ事故や怪我や死亡が、ケタ違いに多い様です。事例をみれば、ほぼ、慣れたつもりによる油断が大敵と言えます。10年ユーザーと言えど、ほぼ初心者と変わりないような私も、刈払機のキックバックとか、周りに人が居なくて良かったと思う事もあります。最終的に「NPO活動総合保険(あいおいニッセイ同和損保)」に加入出来ましたが。刈払い機の操作、メインテナンス、安全意識、あらためて勉強になりました。