ひゃくねん森は、鶴岡市三瀬大豆沢にある、
樹齢85年のスギ林です。
このスギ林は、親子三代に渡り、
植林・下刈り・間伐・枝打ちを繰り返し、
丁寧に手入れされてきました。
森には、自然に成長した「天然林」と、
人の手によって植えられ手入れされた
「人工林」の二種類があります。
ひゃくねん森は、
木材生産を目的として植えられた「人工林」です。
手入れが行き届いたスギは、幹が太く、枝張りも良く、
良好な樹形をしています。
また日当たり良く管理しているため、
スギの根本には色々な山菜も見られ、
魅力ある森になっています。
世界中の森林を研究調査し、
認証する国際機関であるFSCジャパンの富村周平氏より、
「しっかり手入れされ、日本で5本の指に入る美林だ。」
と称賛されました。
樹木の生長が良い理由の1つとして、
豊富な水源があげられます。
ひゃくねん森は、ところどころに湧水が見られます。
湧水がたまった池には、鳥海マリモが見られるなど、
水質も良好な事が伺えます。
三瀬孟宗竹利活用研究会では、「ひゃくねん森」を拠点に、
スギ林の利用、竹林の整備を通じて、
身近な森林資源の利活用に取り組んでいます。
三瀬には孟宗竹の林がたくさんあります。
かつては、タケノコを採るため手入れされていましたが、
最近では手入れされず、放置される林が増えて来ました。
当研究会では、もう一度この竹林を整備して、
かつての竹林の姿を取り戻す活動を行っています。
ひゃくねん森の管理人 孟宗竹研究会・九郎竹炭 加藤 章(あきら) ![]() |
サポーター 林業士 加藤 周一 ![]() |
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