100年間、3世代に渡り手入れされてきた森。

 ひゃくねん森は、鶴岡市三瀬大豆沢にある、樹齢が約100年ほどになるスギ林です。このスギ林は、親子三代に渡り、植林・下刈り・間伐・枝打ちを繰り返し、丁寧に手入れされてきました。

 森には、自然に成長した「天然林」と、人の手によって植えられ手入れされた「人工林」の二種類があります。ひゃくねん森は、木材生産を目的として植えられた「人工林」です。

日本国内屈指の美林。

 手入れが行き届いたスギは、幹が太く、枝張りも良く、良好な樹形をしています。
 また、日当たり良く管理しているため、スギの根本には色々な山菜も見られ、魅力ある森になっています。世界中の森林を研究調査し、認証する国際機関であるFSCジャパンの富村周平氏より、「しっかり手入れされ、日本で5本の指に入る美林だ。」と称賛されました。

豊かな生態系。

 樹木の生長が良い理由の1つとして、豊富な水源があげられます。ひゃくねん森には、ところどころに湧水が見られます。湧水がたまった池には、鳥海マリモが見られるなど、水質も良好な事が伺えます。